オール電化の定義 オール電化が高価なわけ
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オール電化が高価なわけ
ちまたでは流行しつつあるオール電化ですが、新築時に導入する場合は別として、
従来のように電気とガスや灯油を使用してきた家庭が取り入れるのは気軽にできるとは言えないでしょう。
単純に考えれば費用が問題だろうと思えます。
例えば一番オール電化の中で手軽だと思えるIHクッキングヒーターでも、コンロ部分を三つ以上持つ本格的なものであれば数十万円単位の買い物になります。
しかも前述のようにキッチンだけを電化にしても総合的なオール電化のメリットはあまりないわけです。
かといってエコキュートと合わせれば簡単に百万円は飛ぶのです。
ちょっとオール電化って高いのじゃない?と思っても、無理はないような気がします。
確かに導入後には毎月の光熱費のランニングコストが下がって長期間でみれば得なのは理屈としてはわかりますが、
ガスから電気に替える際の投資が多すぎるように思えるでしょう。
しかし、例としてガス湯沸かし器が壊れた場合を考えてみましょう。
安いアパートのドア脇に設置されているような小さなガス湯沸かし器。
これが風呂の給湯を行い、キッチンの蛇口から湯を出すメインの装置です。
耐久年数は五年前後でしょうか。
五年も過ぎればいつ壊れてもおかしくはないことになります。
一般家庭でもややサイズが大きいものの、同じような機器が多いと思われます。
この場合は故障したとして、ガス湯沸かし器をそっくり交換しても数万円で済むでしょう。
ところが、壊れた機会にこれを電気の給湯器に替えようとすると中古車一台分を凌ぐ金額に近い費用が必要になります。
電気だから高いのでしょうか?
実際のところは錯覚に過ぎないのです。
ガスの湯沸かし器を交換することは安いのは確かですが、それは既に配管工事が済んでいる設備があるからに他なりません。
つまり建築時にそれなりのガス及び給湯配管工事で、けっこうな金額を納めているのです。
いざ電気のシステムを導入しようとした場合には配電、給湯配管を新たに設備工事しなければなりませんから当然費用がかかります。
逆に新築の際にはガスであろうと電気であろうと給湯システムの導入費用にはさほど価格差は無いのが現状です。
単純な導入費用にこだわるのではなく、長期での費用試算をした上で決断した場合は多くがオール電化に進むケースが多いことは確かなのです。
